こんにちは!
今日は、倉庫作業員として実際に働いているおじー★が「倉庫作業員の将来性」について話をしていこうと思います♪
倉庫作業員は将来性がないって聞くけど、どんな仕事をしてるの?
倉庫作業員とは、倉庫において荷物・商品をトラック等からおろしたり、出荷する商品を探したり、出荷のために梱包したりと、様々な作業があります。
厚生労働省の職業情報提供サイト(日本版O-NET)「jobtag」に倉庫作業員の仕事と内容や労働環境の特徴など、詳しく掲載されています。
- 届いた荷物の荷下ろし、収納
- 検品(壊れたり破れたりしていないかチェック)
- ピッキング(出荷する商品を集める)
- 梱包(商品を緩衝材等で保護して段ボールに入れる)
- トラックへの積み込み
倉庫作業員のイメージは?
倉庫作業員について、みなさんどんなイメージを持っているのか、インターネットで調べた情報の中から、特に多かった声をまとめました。
良いイメージ
- 未経験でも始めやすそう
- 特別な経験・スキルはいらなそう
- 単純作業なので最初に覚えたら長く続けられそう
- 時間の融通がききそう、都合の良い時間で働けそう
- コミュニケーションを取るのが苦手でも働けそう
悪いイメージ
- 体力的にきつそう
- 単純作業ですぐに飽きそう
- 体育会系の人が多そうで怖い
- 人手不足で労働時間(残業)が長そう
- 将来性がなさそう
調べてみると、ネガティブなイメージを持っている人や将来性がなさそうと思っている人が多いようでした。
実際に働いているおじー★が、特に気になった「将来性がなさそう」という点に着目して、調べた内容をまとめていきます。
本当に倉庫作業員に将来性はないのか?
将来性がなさそうと感じている方の多くは、ニュースやネットなどで、
「2025~2035年頃には、日本の労働人口の約49%がAIやロボットによって置き換えが可能」
こういったニュースを目にしているからかと思います。
倉庫作業員の将来性 〜本当にAI普及でなくなる仕事なの?〜
2016年に「人工知能技術戦略会議」が創設され、研究開発を進めるとともにAI技術の社会実装を進めています。
2017年人工知能技術戦略会議のロードマップでは、2030年までに物流を完全に無人化する計画を示しました。
倉庫作業員にあたるピッキングや仕分け作業もAI技術により無人化される流れになっています。
2030年までに完全無人化を実現は難しいと思いますが、今私が行っている仕事もいつかはロボットがかわりに行うようになります。
物流現場におけるAI・ロボットの活用状況
すでに物流大手では無人化の取り組みが始まっています。
具体例をご紹介します。
Amazon 〜Amazon Robotics〜
人が商品が保管されている棚まで歩き回るピッキングとは真逆の発想で、棚がピッキングする人の所まで移動してくる仕組みです。
AIの技術で、ロボットが注文された商品が保管されている棚を最短ルートでピッキングエリアまで運ぶため、人が移動して商品を探す時間を短縮できますね。
また、この仕組みだと作業時間の個人差が少ないように思います。
ニトリ 〜オートストア〜
ニトリでは、ノルウェーのAutoStoreが開発したロボットストレージシステム「オートストア」を日本で始めて導入しました。
ユニクロ(ファーストリテイリング) 〜ダイフク、MUJIN、Exotec Solutions SASとパートナーシップ契約〜
ユニクロを運営するファーストリテイリングは、2018年に物流機械大手ダイフクとパートナーシップを締結し、有明倉庫の自動化に着手しました。
2019年には全世界全拠点の倉庫自動化を目指し、MUJIN、Exotec Solutions SASともパートナーシップ契約を結び、自動倉庫化を加速させています。
各社の最新技術を見ると、人がいない倉庫も夢物語ではない気がしますね
でも本当に物流現場で人材は必要なくなるのでしょうか?
中小物流企業まで完全無人化するにはまだまだ時間がかかる
大手各社の技術をみてみると、人手が要らなくなるのも時間の問題かなと感じますね。
数年前までは、小さいもの・大きいもの、柔らかいもの・硬いもの等、一つひとつの商品の特徴が異なるバラ商品の仕分け・ピッキングは技術的に難しいと言われてきましたが、すでに実用化されています。
ただし、中小企業まで完全自動化・無人化するには時間がかかるでしょう。
倉庫作業員の将来性やネガティブな話題が多いからこそ『なぜ働くのか』を明確にしてほしい
倉庫の自動化・無人化へ積極的に投資している大手企業についてご紹介してきました。
高齢社会、労働人口が減り続ける日本社会にとって、AI・IoT・ロボット技術の導入は避けられません。
最新技術の導入により生産性が上がり、物流業界しいては社会全体でみると良いこととも言えます。
では、私たち労働者の視点でみるとどうでしょうか。
働く理由を考える
働く理由は一人ひとり違うと思います。
また、一つだけでなく、様々な理由があると思います。
「あなたが働く理由はなんですか?」
倉庫作業員は様々な理由で働いている
性別、年代、国籍問わず様々な人が様々な理由で働いています。
倉庫作業員として仕事をスタートするハードルは低いと思います。
特に雇用形態にこだわらず、まずは経験してみたいという方は、日雇い派遣や1日単位のアルバイトの仕事をしてみるのもよいでしょう。
先に記載した、倉庫作業員のネガティブイメージや物流業界の無人化の流れを踏まえた上で、働きたいと思えるようでしたら、倉庫作業員の仕事をオススメします。
ナマケモノおじー★が倉庫作業員として働いている理由
私も、倉庫作業員として働いている理由を改めて考えてみました。
上から優先順位が高いです。
- 食べていくため
- 物流が好き(モノの流れや景気の動向に興味があり肌で感じることができる)
- まだ少人数ですが、現場の管理的ポジションにいるので、予算作成から毎月の目標達成まで責任のある仕事ができ、自分の役割を楽しんでいる
- 安心して一緒に仕事ができるメンバーと楽しく仕事がしたい
- お金を稼ぎながらダイエットにもなる
ロボットが今の仕事を変わりにできるようになっても、私もメンバーも生活に困らず食べていけるように頑張ります!
まとめ
物流は社会にとって必要不可欠なインフラで、多くの人が携わっています。
今働いている人やこれから興味を持ってこの業界に入ってきてくれる人が、技術の進歩にあわせてともに成長していける未来になってほしい。
そんな想いを記事にまとめました。
\ 倉庫作業員の転職・仕事探し /
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